ベジタリアン・菜食主義者の栄養管理法と注意点

ベジタリアンのメリット・デメリット

ベジタリアン(菜食主義者)が最近増えてきているようですね。一言でベジタリアンといっても、乳製品・卵は食べるが肉だけは食べないラクトオーボベジタリアン、乳製品・卵などを含めて一切の動物性食品を食べないビーガンなど様々なタイプがあります。

 

マクロビなどもよく耳にするようになりました。今回は栄養学的にみたベジタリアンの利点や注意する点について説明します。

 

ベジタリアンはガイドが住むアメリカでは広く受け入れられており、レストランやスーパーなどでもベジタリアン向けの料理や食材が豊富に揃っています。大学の栄養学部でベジタリアン栄養学の講義を行っているところもあります。

 

私が勤務する急性期病院でも、ラクトオーボベジタリアン食、ビーガン食を選択することができます。学校給食でベジタリアン食を提供するケースも増えてきています。

 

私もこれまで、妊娠中のベジタリアン、透析中のベジタリアン、がん治療中のビーガン、ビタミンB12が不足して神経障害が出たビーガン、子供がファッション的にベジタリアンをやって栄養不足になり困っている母親など、様々なケースのベジタリアンを見てきました。

 

ベジタリアンには多くの健康的な利点がありますが、きちんとした栄養の知識が無いと栄養不足になって健康に支障が出る場合もあります。今回は健康効果と栄養学的に注意したい点をご紹介します。

 


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